近年では、
カーボンニュートラルやSDGsなどで言われていますが、
再生可能エネルギーの割合を拡大させることは、
私達にとって、とても大切なことです。
そして、
クリーンなエネルギーとして太陽光発電が普及することは、
CO2排出量を抑えながら電力を賄うことができ、
クリーンなエネルギーの確保につながります。
日本国内においても、
太陽光発電として、住宅に太陽光パネルを設置することを勧めています。
その為、
太陽光パネルを設置すると、いろいろな優遇措置が行われてきました。
でも最近では、
太陽光パネルを設置することは、
あたりまえの時代に向かい、
義務付けする方向性まで検討される時代になりました。
その為、
太陽光パネルを設置すると得られた特典が徐々に無くなり、
太陽光パネルを設置していないと、
気が付かないうちに負担が増えるようになっています。
太陽光パネルを設置される方は、
環境問題について意識が高い方や、
太陽光パネルを設置することでのメリットや、
太陽光パネルを設置しないことでのデメリットの解消など、様々です。
電気代上昇 今後も上昇
電気料金が上昇しています。 これからもまだまだ上がると言われています。
電気料金が上昇しています。
電気料金は一生支払い続けるローンのようなものですが、
あなたは、値上がり続けても支払い続けますか?
東日本大震災以降、電気料金は上がっています。
原油価格の下落などにより、
2014~2016年度は低下しましたが、再び上昇傾向です。
基本的に日本は、エネルギー自給率が低く、
2018年の日本の自給率は11.8%で、他のOECD諸国と比べても低い水準です。
そんなエネルギー自給率が低い日本において、
電気料金は世界各国と比べ高い水準になってきましたが、
各国での課税・再エネ導入促進政策の負担増で、格差は縮小してきてはいますが、
燃料・原料の大部分を輸入に依存しており、その安定供給が不可欠なこと等、
供給面での課題があります。
また、政府は2050年までに、
カーボンニュートラル「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」、
を目指すことを宣言しています。
SDGsなどの取り組みの一貫として、
球環境に配慮した再生可能エネルギーである太陽光発電を、
国や行政が推奨しています。
そのため、今以上に太陽光パネルを設置する数が増えると予想されています。
実際、2012年の固定価格買取制度の導入以降、
再生可能エネルギーの設備容量は急速に伸びています。
一方、買取費用は3.8兆円に達し、
一般的な家庭での平均モデル負担金額は月260KWhで、
賦課金負担は774円/月にのぼっています。
太陽光パネルを設置する数が増えると、再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって、
電力会社が買取りに要する費用が増えるため、結果として、
賦課金(電気料金の一部)の単価が上昇することになります。
売電費用は全員で負担
太陽光パネルによって発電した電力は、電力会社が買取りした費用を、 電気の使用量に応じてみんなが負担しているのを知っていますか?
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって、
再生可能エネルギーで発電した電気は、電力会社が固定価格で一定期買取りします。
買取りに要した費用に関しては、電力会社が利用者から、
電気のご使用量に応じて電気料金の一部として、
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」という名目で回収しています。
太陽光発電によって発電した余剰電力を、電力会社が買取り、
買取りに要した費用を、太陽光パネルを設置した、設置していない関わらず、
電気を使用しているみんなが電気使用量に応じて負担しています。
一般的な家庭での平均モデル負担金額は月260KWhで、
賦課金負担は774円/月にのぼっています。
ネガティブなまわりの意見について
昔設置した人からオススメしない理由を真に受けていませんか?
「費用をかけた割には、発電しない…」
太陽光発電設備の推移につて、
1993年頃の太陽光発電設備は370万円/1KWhでした。
1994年度~2005年度にかけて、住宅用太陽光発電導入に係る補助事業を実施し、
導入量は約60倍、設置コストは約5分の1以下である66万円/1KWhになります。
その後、どんどんと設置コストは下がり続け、
2016年には37万円/1KWh台にまで下がります。
それからも設置コストは下がり続けています。
例えば、5KWh設置するのに、2016年時点では約185万円なのが、
1993年では約1850万円設置コストにかかることになります。
昔に設置された方が、
「費用をかけた割には、発電しない…」っと言うことよく耳にします。
1993年頃に370万円かけて太陽光発電を設置された方は、
1KWhしか設置していないことになります。
どのくらいの発電量をのせているのか、確認してみましょう。
「あっという間に少ししか発電しなくなる…」
最初の内はそこそこ発電していたけど、だんだん悪くなっていって、
あっという間に少ししか発電しなくなるっと言うことを耳にします。
今では常識的な色々な保証を確認してみましょう。
または理解していいるか確認してみましょう。
今では常識的な色々な保証
出力保証とは?
メーカーが一定期間モジュール(パネル)の発電量を保証してくれて、
それを下回るようだったら無償で修理、交換してくれるサービスです。
例 10年公称最大出力80%(多少メーカにより違いあり)
25年公称最大出力70%(多少メーカにより違いあり)
公称最大出力とは?
ある条件の元で得られるモジュール(パネル)での最大発電量になります。
天候によって発電量が変わりますので、注意が必要です。
システム保証とは?
太陽光発電パネルを含む太陽光発電システム構成機器を正常に使用する過程で、
それらの機器に製造上の異常が発見された場合、
無償にて修理または代替品との交換を行ってくれる保証のことです。
太陽光発電システムの中で一番多く故障するのが、
パワーコンディショナー(パワコン)になります。
また、パワーコンディショナー(パワコン)については、15年程度が寿命と言われています。
一般的は家電商品と比べて、同等かやや長いくらいです。
パワーコンディショナとは?
太陽光パネルで作った電気を家庭で使える電気に変換してくれる変換機のこと。
メーカーにより異なりますが、追加で定期点検をしてくれるメーカーもあります。
屋根の上に設置する太陽光パネルですので、なるべく定期点検を行ってください。
太陽光パネル設置関連知識
太陽光パネルの名称
【アレイ】とは?
モジュール(パネル)を複数枚並べて接続したものをアレイと呼びます。
【モジュール(パネル)】とは?
セルを必要枚数配列して、樹脂や強化ガラスなどで保護し、パッケージ化したものです。このモジュールは、太陽電池パネルとも呼ばれます。
【セル(太陽電池)】とは?
太陽電池の基本単位で、太陽電池素子そのものをセルと呼びます。
セル(太陽電池)の種類
住宅用として用いられるセルの種類は、大きくシリコン系と化合物系に分けられます。
現在はシリコン系が主流です。
【変換効率=モジュールの最大出力/面積】
方位と角度による違い
表は南面に20°で設置した場合の発電量を
100%とした場合の発電効率です。
角度と方位によって発電量が変わります。
最も発電量が多いのは南面なので、
南面に太陽光パネルを設置するのが有効ですが、
東面や西面であっても南面の80から90%程度の発電が可能です。
屋根の種類
【切妻屋根】
・比較的広い面積を確保できる
・どちらかの斜面を南向きとするのが理想
【寄棟屋根】
・北以外の全ての面を利用可能
・屋根形状にあわせて台形パネルを利用すると効果的
【片流れ屋根】
・傾斜の方角が南の場合は最も有利
・傾斜の方角によって有利不利が大きく変わる
【陸屋根】
・架台への設置、もしくは平置きで設置する
・架台に設置する場合、向きや傾斜を自由に決めることができるため、発電効率を高めやすい
関連知識
ここでは、パナソニックのサイトをご紹介します。
とても分かりやすいサイトで、
全国の太陽光発電システムの補助金を調べる事ができます。
都道府県を選択できますし、
郵便番号からでも検索できます。
太陽光発電システムを導入する際に受けられる補助金情報を、
全国の各自治体別に、
どれだけ補助金を受けられるか調べられますので、 とても便利です。
太陽光パネルの補助金に関しては、
全国の各自治体でまちまちですし、
時期によっては終了している場合もあり、
きっちり期間も記載していて、
最新で更新してくれるサイトはとても重宝します。
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