住宅のお庭を人工芝に!人工芝の選び方!
天然芝はメンテナンスが大変で、雑草の処理も大変…
気がついたら虫のすみかに…
DIYで人工芝ができるので、最近人工芝にされる方が多いです。
人工芝にも色々な種類があります。
人工芝の選び方をまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
人工芝の形状チェック!
人工芝の形状はロールタイプかジョイントタイプの、 どちらがベストか?
①ロールタイプ(幅が1Mか2Mで、長さは10M~20M)
②ジョイントタイプ(30cm角、50cm角)
上記2つの種類に分かれます。
ロールタイプ
ロールで巻いてあるため、
重いため扱いにくいですが、つなぎ目が少なくなり目立ちにくく、
好きな形状に、カッター等で好きにカットできるので、
庭やアプローチなど、面積が広い場合に採用されることが多いです。
人工芝ロールタイプのメリット
・つなぎ目が目立ちにくい
・大きい面積の施工が簡単
・好きな形にカットができる
・品質の高い人工芝がある
人工芝ロールタイプのデメリット
・DIYで人工芝ロールを施工するときに大変
・部分的に修理するのが大変
・持ち運びが重たい
ジョイントタイプ
軽く作業性は良いのですが、
好きにカットはできず、
つなぎ目が多くなることのデメリットがあります。
人工芝ジョイントタイプのメリット
・施工が簡単
・小さい面積に最適
・価格が安い
人工芝ジョイントタイプのデメリット
・サイズが決まっている
・価格重視なので見た目が安くなってしまう
・つなぎ目が目立つ
一般的には、
⚪面積が広く、つなぎ目を少なくしたい場合、ロールタイプ。
(庭、アプローチ、等)
⚪面積が狭い場合や、アクセントに用いる場合、ジョイントタイプ。
(玄関・バルコニー等)
ただ、作業性やお値段も考慮して、後悔の内容にしましょう。
人工芝のパイルの長さチェック!
人工芝のパイルの長さをはどのくらいがベストかベストか?
人工芝には、芝の長さに色々な種類があります。
一般的に、
約20㎜程度のショートパイルと呼ばれるもの。
約25㎜程度以上のロングパイルと呼ばれるものがあります。
ショートパイル(約20㎜程度)の方は、
お値段は手頃で、掃除がしやすく、熱がこもりにくい反面、
クッション性は低く、見た目の風合いはロングパイルに比べて劣ります。
ロングパイル(約25㎜程度以上)の方は、
お値段は高めになり、ゴミが芝の隙間に入り込み、
掃除しにくく、熱がこもり易いですが、クッション性があり、
見た目の風合いが、良くなります。
ゴルフとパター練習や、
クッション性や見た目の風合いよりも掃除のしやすさを優先する場合、
ショートパイル(約20㎜程度)がオススメです。
子供達が遊んだり、愛犬を遊ばせたりと、
クッション性や、見た目の風合い重視であれば、
ロングパイル(約25㎜程度以上)がオススメです。
人工芝の素材をチェック!
人工芝の素材は何がベストか?
人工芝は基本的にプラスチックでできていますが、
その中でも値段や性質が異なる素材に分けられ、
ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどがあります。
ナイロン製は、値段が安く、肌さわりが柔らかめですが、カビやすく耐久性が低い。
ポリエチレン製は、値段が高く、肌さわりが硬めですが、非常に耐久性が高い。
ポリプロピレン製は、値段は中間で、肌さわりが比較的柔らかめ、耐久性も高い。
一般的な住宅では、主にポリプロピレン製が多く使われることが多く、
ポリプロピレン製+ナイロン製の、
ポリプロピレン製よりも、肌さわりを重視したタイプや、
ポリプロピレン製+ポリエチレン製の、
ポリプロピレン製よりも、耐久性を重視したタイプなど、
組み合わせた人工芝の商品もあります。
人工芝の色味をチェック!
人工芝の色味の種類は?
人工芝のカラーは、「春秋色」と「夏色」の2種類があります。
春秋色:リアル感があり、他の植物とも馴染みやすい落ち着いた風合い。
夏色:青々としていて、鮮やかで目を引く緑色。
住宅の庭では、一般的に「春秋色」を好まれる傾向があり、
「夏色」の場合、冬時期に、青々としていて、鮮やかで目を引く緑色の違和感に抵抗がある方が多いようです。
最近では、人工芝の芝の色が、単色ではなく、
茶色や黄土色等を組み合わせて、
よりリアル感を演出してくれる人工芝があります。
種類によって様々ので、色々な商品の費用対効果も含め検討が必要です。
人工芝の裏面をチェック!
人工芝裏面の防草シートと排水穴を確認しましょう。
人工芝は表にばかり注目しがちですが、
裏面も確認が必要です。
裏面をチェックする理由として、
水のたまりにくさ(排水性)と、
雑草が生えてくるのを防ぐ防草シートの有無。
一般的に人工芝は、水抜き穴が空いてあるので、水が溜まりにくく、
水抜き穴が多いほど、水が溜まりにくくなっています。
一般的に、雑草が生えてくるのを防ぐため、
人工芝を設置する前に、防草シートを人工芝とは別に設置するか、
防草シート付きの人工芝を設置するかになります。
人工芝とは別に防草シートを設置する方が確実ですが、
2度手間になるため、の方が好まれます。
ちなみに、防草シートは基本的に透水性があるので、
水がたまるというような心配は少ないです。
人工芝の密度をチェック!
人工芝の商品によって密度が違います。密度をチェックしましょう。
人工芝の密度は、一般的に1㎡あたりの芝葉の本数で表されて、
密度が高いほどよりリアルな草のような印象を与えます。
芝葉の数が増えるほど、
当然高価になっていくため、
基本的には安価な人工芝を選ぶと低密度の人工芝になりがちです。
密度が高いほど耐久性が高く、
クッション性も高いので安全に使用できるのもポイントです。
ある程度お気に入りの人工芝が決まり、
費用も比べてみて、どちらを選ぶか悩んだ時は、
密度を比べてみて、より密度が高い人工芝の方にされるのをオススメします。
人工芝の下地について。
人工芝の下地として重要なのが、
平滑性と水たまり状態です。
ベランダやバルコニー、デッキの上や、外構の一部に人工芝を設置する場合、
ベランダやバルコニーは、そもそも下地が平滑で水勾配になっているため、
水はけの問題が少なく、デッキの上や、外構の一部に人工芝を設置する場合も、
特に影響は少ないと思います。
庭に人工芝を設置する場合、
現状で水が溜まりにくい、浸透する状態であったり、
水が流れてたまらないようような状態であれば、
あとは均して(平滑にする)人工芝を設置することになります。
現状で水はけが悪く、水が溜まりやすい場合や、
少しでも確実に水はけを良くしたい場合、
人工芝に適した砂をまく必要があったり、
砕石等の砂利を敷いて、その上に人工芝に適した砂で、
目潰しを兼ねて厚めに敷く方法があります。
また、なるべく平滑にしておかないと、
そのまま人工芝に表れるので注意が必要です。
雑草等がある場合は、抜くというよりは、その部分の土ごと取り替えましょう。
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